はがゆく、もどかしくて

2017-05-25

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グラスを傾け話を聞いてやることも、
傍で肩をやさしく撫でてやることも、
他愛のない冗談を集めてやることも、
千を数える距離がじれっったいほど、
何もできない自分がもどかしい。

どれだけ胸が高鳴り喉の奥底から渇いたか、
どうすれば何もかも引き受けてやれるのか、
何もできない父をはがゆく想う。

そう呟きながら酒を呑み、
酔えない夜が更けていく。
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pass a busy day 4

2017-05-24

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第2コーナーが近づく短い下り斜面で右手を返し、とにかくゴーグルレンズに土色を映し込む。そのまま左カーブが曲がり始める手前まで我慢してシートに腰を落とし、インベタで土色に小さな放物線を描いていく。見ているのは西の空で大きく滲んだ太陽だけ。すかさずマシンを起こして次のテーブルトップにスロットルを当てれば、今度は気持ちとカラダがうまくRMに載って気分よく舞い上がる・・・ただ、サスとスロットルがあまりにきれいに同期して、勢い少し跳び過ぎた。着地と同時にブレーキレバーにかかる指先。瞬間、右ヒジに保冷剤を押しつけたざりままの弱い微笑みが浮かんで、右の人差し指に気持ちが集中する。

転がる土の塊を避けたライン、前後のブレーキを引きずりながら車体を寝かせて、第3コーナーのアールにどうにかマシンを乗せていく。そして、途中でアウトから切り込み、一つ目のコブの真ん中へ正面からぶつかっていく。コブにぶつけるたび、マシンから強い衝撃がカラダへと伝わり、コース後半への気持ちも、カラダに残る衝撃の分だけ、削り取られていくフープス。今は手前でギヤを上げることもしないで、2速のまま、6つのコブを跳ね上がらないように舐めて走る。

嫌らしく最後に深い谷間を残したフープスの先は、落ち込む左の第4コーナー。そのアウトに張り巡らされたエスケープネットが、今日は剥がされている。「いつも飛び出すところ、ネットがないから気をつけてね」と、saitoさんに言われたことを思い出しながら、白浜のようにきれいで平らなインを2速で回り抜ける。ここからコースは。高速パート。そして、最後に感触を確かめるための高速コーナーが、一番奥の林の下で待ってくれている。

<つづく>

pass a busy day 3

2017-05-23

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ようやくラインの刻まれたアウトの縁を2速で伝い、そのまま斜面を這い上がる。カラダがRMに遅れて、伸びた右腕が、ストロークの少ないスロットルを必要以上に引き絞る。そして、いつもより開け放してリップを跳び出せば、フロントタイヤが怖いぐらいに天を向く。「全開のままでもクラッチを切れば、マシンのフロントは落ちる」。そう話していたkyo-chanの笑顔が浮かんできても、右手は固まったまま。それができるなら怖くもないし、彼のCR85改とどこまでもフロントタイヤを並べていられる。でも現実は、そんなに簡単じゃない。

<つづく>

pass a busy day 2

2017-05-22

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<5/20の続き>
コースへのアプローチ、ゆるやかに上る砂利道が16インチのリヤタイヤに荷重を載せて、わずかに開いたスロットルがフロントタイヤを砂利から引き離す。スロージェットを絞ったおかげか、ハイスロか、それとも湿度40%を切る乾いた五月の風のせいか。今日の2ストローク85ccは、とにかくスロットルの開け始めに敏感だ。おまけに、そこからすぐに全開になるから、ぼんやりもしていられない。素早く2つギヤを掻き上げ、暗がりの先のヒカリをたぐり寄せながら、第1コーナーへと落ちていく。

<つづく>

一線

2017-05-21

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越えることはもうないと思っていた「一線」。気にもしていなかったその「一線」を、思いがけず行ったり来たりの毎日を始めてしまった。自分で動かせない肉ばかりがぐるり腹を回り、カラダの線はだらけて、動かせるはずの二の腕の力こぶも、気づけば小さくやわくなっていた。「一線」から遠く離れるために・・・今日から三十年ぶりのダイエット!まずは一週間、オートミールだけの夕げが続いていく。

プロフィール

ナノハナ274

Author:ナノハナ274
ただいまモトクロスに熱中!

最近のTEAMナノハナ

やっぱりまだまだ教えてもらうことの多いモトクロスライフ (^O^)v

<これからの予定>
5/27(土):MOTO-X981

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