役者が揃った日曜日 6

2011-09-30

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その2台・・・iguchi師匠もori-chanも、休まず走り続けている。こんなに頑張る後ろ姿を見るのは・・・めったにない。付かず離れず、届きそうで届かない。もどかしい距離のまま、周回が進んでしまって・・・二人に感心している場合じゃなくなった。すぐ後ろからは、okano師匠をかわしてきたryoが、コーナーのたびに並びかけてくる。悔しいけれど・・・明らかにKXがRMの走りを上回っている。背中から「いつでも抜けるよ」の声が聞こえてくるようだ。

“大御所”には、時間だけじゃなく、体力もだいぶ使わされた。おかげで、右手の操作が少しずついい加減になってきて・・・クラッチレバーを握る左の人差し指と中指とも、動きが合わない。立ち上がりでRMが暴れ始めては、その隙をKXが窺っている。それでも、前を行く二人の背中が離れないのは・・・さすがに疲れてきたんだろう。フィニッシュラインの脇に、フラッグを手にしたsaitoが立っている。“仕掛ける”のに残された時間は・・・少ないようだ。

“立ち上がり”には少し自信があるけど、コーナー全体の速度は・・・5人の中で一番遅いワタシ。おまけにジャンプが今イチとなれば・・・あとは直線しかない。ホームストレートとバックストレート・・・MX408には直線が二本ある。もちろん勝負を仕掛けるのは、フープスから続くバックストレートだ。先行するCRFと同じラインをたどり、インフィールドを大人しく回って・・・浮いた砂利が土に煙る左コーナーでブレーキターン。一気に向きを変えて、フープスから勝負に出る。

心と体の微妙なズレが、RMを震わせる。躊躇した右手に、車速が乗らないまま、一つ目のコブを跳び上がる。速く抜けるために選んだイン側のラインで、RMのリヤタイヤが左右に振れる。寄せるどころか、反対に引き離されて・・・続く左コーナーのイン側を必死に走る。そして、先の直線勝負に備えて、スロットルを握り直す。斜めに寝たままのRMを引き起こして、いつもより早くスロットルを開ける。それまでとは異質の反応に、一瞬、体が遅れて・・・RMがフロントタイヤを高々と持ち上げる。

視界の中、見る見るうちにori-chanの背中が大きくなっていく。全開のつもりが・・・開け切れていなかった・・・情けない。獲物が近づく優越と、コーナーが迫る恐怖とが交錯。#99のCRFの真横に並びかけたところで、こらえきれずに右手を戻す。そのままコーナーのインを突くには、速度が乗り過ぎていた・・・。結局アウトバンクを回っている間に、大きな獲物は逃げてしまった。でも、まだ“射程内”。ほとんど車間が無くなって・・・勝負はこれからだ。

<次回、最終話?!に続く>
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菜の花が咲き乱れ・・・花粉の季節も、あとひと月かぁ。

<これからの予定>
4/1(土):MX408
4/8(土):MOTO-X981
4/15(土):MOTO-X981
4/22(土):MOTO-X981

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