7月最後の日曜日は 4(完)

2013-09-07

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コースとの間に遮るものがなくなり、その音は狂気だ。あまりの高周波音に「2ストじゃないよね?」とryoがつぶやく。もちろん、そんなことはない。ウォームアップ走行が終わるのを、シケインのスタンドで待ってから、ホームストレートの第1コーナー寄り、グランドスタンドの端っこで「ルマン式スタート」を見ようと、上ってきた坂を今度はのんびり下りていく。あと2時間、8時間の“本番”の前で長いような短いような時間を「GPスクエア」、そして特設の「MOTOMAX」を眺めて過ごす。DucatiやBMWのテントの意匠が妙に新鮮だった。

スタート前、最後のウォームアップに、ピットロードから出ていくマシン。2周を終えたら、後は決められたグリッドにマシンを斜めに停めるだけ。中には、第1コーナーの手前までフロントタイヤを持ち上げたまま走るヤツや、全開でピットアウトしていくヤツもいて、見ていて飽きることがない。ピットスタートになった1台を除いた62台が、ピット前のコンクリートに整列して、水着の艶姿やメカニックが消えていくと・・・スタートも近い。10秒前になって、MCの声でスタンド全体がカウントダウンを始める。ハチ、ナナ、ロク、ゴ・・・電光掲示板の電子音よりも気持ち早く、カウントダウンが続き・・・ヨン、サン、ニイ、イチ・・・シグナルがグリーンに変わって、第1ライダーがマシンに駆け寄る。すぐにホームストレートは猛烈な音と勢いに満たされ、ウォームアップがまるでお遊びだったかのような、8耐らしい“全開走行”で、8時間が始まった。大きな番狂わせもなく、きれいに62台が第1コーナーへと小さくなっていく。オープニングラップ、真っ先にホームストレートに帰ってきたのは・・・#12、赤と黒のヨシムラだった。

時速300kmを超えて、フロントカウルが空気をブチ割っていく。鼓膜がしびれて、横にいるryoが何を言っているのか、よく聞こえない。ただ、真夏の光を宿した瞳に、色取り取りのマシンが映り込み・・・目の前を一瞬にして駆け抜ける車影を追いかけ、首が右から左に振られている姿を見ていて・・・何だか、とても気分がよかった。また来年、一緒に来られるかな?この光と音の祭典に・・・。
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