赤いレーシングスタンド

2016-01-09

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タンデムグリップを左手だけで握って、サイドスタンドに傾げた車体を恐る恐る引き起こす。スイングアームの端には、右側のローラーを宙に浮かべたまま、斜めになったレーシングスタンドがゆらり揺らめいている。そのままの位置でローラーが接地するまで、ゆっくり、ゆっくりマシンを垂直に近づけていく。ふっと左の腕が軽くなるのとほとんど同じに、左に切れていたステアリングがフラフラと動き始めて、スイングアームに触れていたラバーフックが離れ、ローラーが地面に音を立ててぶつかった。前後に少しだけ斜めになったスタンドを平行に直して、持ち手に右足をかけて、飛び上がるようにして体重を載せる。思いきりテールが持ち上がり、すぐに接地していたローラーが前方に勢いよく転がり外れて、マシンが正立して動かなくなった。

Monster以来のレーシングスタンドは、10年経っても変わらず、やさしくない動きをする。

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