忘れえぬ歌姫

2017-05-19

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その謳う姿と声音が懐かしくて、風呂に入るのをちょっとだけ我慢した。映像技術に感嘆しながら、一度の人生を振り返り、時の流れに身をまかせる日々をふと想う。夜気に艶声が、心に沁みる。

上田原に散る

2017-05-18

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目の前で膝を着き、両の腕を大きく広げ、地を這うその低い声で一言「なりませぬ」と凄まれようものなら、誰でも動きを止めることだろう。御館晴信の守り役にして、武勇に聞こえた板垣信方。その真の姿が、液晶に映る黒装束の立ち居振る舞いに重なって見える。さもありなん、と。

上田原の露と落ちては、最後まで若い国主を信じた二十四将のひとり。そして、北条と上杉はぶつかり、武田は北進を繰り返す。桶狭間も近い。

もう一日

2017-05-17

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鼠色にとぼけた空が、河川敷を貫く農道にふわりと被さっている。雲が白くぼやけて、その上から太陽が、小さな輪郭を描いている。風はどこからか冷たく流れてきて、なま暖かい陽射しをどこかへと連れ去っていく。

昨日も晴れ渡るまでは届かずに、半端なクリニックで始まった一週間は、真ん中に来てもさえない空のまま。それでも、あともう一日我慢すれば、眩しい朝が来ると言う。ならば、その言葉を信じて・・・曇り空の午後を頑張るとしようか。

晴れゆく朝に

2017-05-16

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雲がかすれて、青の空が薄くのぞく。前を走るクルマにも小さな影がついて回り、東に向かうBongoのフロントウィンドウには、日除けのバイザーが下ろされている。水だけを張った田圃に風が渡り、陽射しが細かな粒になってその後を追う。冷たい風の昨日にさよなら、ヒカリにゆるむ朝がまた、季節を通り越して、街にまばゆい暑さを連れてくる。

an irregular heartbeat

2017-05-15

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週明け、クリニックで検診を受けて始まる月曜日のはずだった。午前中には淡く明るい色調の空間を出て、そのまま金曜日の続きが始まるはずだった。それなのに、雨雲の残った空に冷たく風が吹き渡るように、一日はうまく転んでいってはくれなかった。

どうも心臓の鼓動が、不整な波形を描いているらしい。

すべての検査項目を消化することができず、ただひとつを残したまま、「念のため」と再検査の案内を渡され外に出された。やわらかく温かな間接照明の世界から、ほの暗くて色のない殺風景を歩き始めてようやく、「異常がある」と言われたことに気がついた。

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ナノハナ274

Author:ナノハナ274
ただいまモトクロスに熱中!

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“汚れた”英雄になる勇気もなくて...ノーモトクロス。

<これからの予定>
5/20(土):MOTO-X981
5/27(土):MOTO-X981

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